食材宅配サービスの利用を考えている人にとって、疑問に思うことが
「留守や不在時の受取りはどうなるの?」
ということだと思います。
曜日や時間の指定をできる食材宅配が殆どではありますが、毎回その時間に在宅しているとは限らないという方も少ないと思います。
届くものが“食材”だけに、できるだけすぐ受取って冷蔵庫や冷凍庫に保存したいところ。
そこでここでは食材宅配サービスを利用するにあたって、留守や不在時の対応について解説しています。
不在時は玄関に置いてくれる食材宅配がある
各食材宅配サービスにもよりますが、その多くは不在時でも玄関先に置いてくれる留め置きと呼ばれる対応があります。
その留め置きを利用することによって留守や不在の場合や、取り込み中で玄関に行けない場合も食材を受け取ることが可能です。
留め置きはこのような銀色のシートに掛けて指定の場所に置いておいてくれます。
できるだけ日陰をしてすることが望ましいですが、仮に日が当たってしまう場所でも写真のようなおうちカバーと呼ばれるシートをかけて日光を遮断してもらえます。
ただし、各食材宅配サービスによって留め置きに対応していない場合もあるため、留め置きを利用しようと思っている方は事前にチェックが必要です。
オートロックマンションの場合の対応は?
一軒家に住んでいる方であれば留め置きを問題なく利用できるかと思いますが、問題はオートロックマンションに住んでいる場合の対応です。
不在時ということは家に誰もいない状態ですので、通常は玄関まで来ることができません。
そこでオートロックマンションの方が利用されている例をご紹介します。
環境によってできるできないが変わってくるので、自身の環境に合わせて対応してもらいましょう。
管理人に解除してもらう
管理人が常駐している場合は管理人にオートロックを解除してもらうケースがあります。
その場合セキュリティ上、管理人に食材宅配が来ることを予め報告しておくことでスムーズに対応してもらえるかと思います。
ただし、マンションや管理人によっては本人が在宅でない限り、オートロックを解除してもらえない場合もあるようです。
事前に管理人に聞いてみることをおすすめします。
管理人に預かってもらう
上記では管理人にオートロックを解除してもらうという場合でしたが、管理人に預かってもらうという例もあります。
もちろんこちらも管理人によって対応してもらえない場合もあるため、事前に確認しておくようにしましょう。
ちなみにマンションによってはエントランスでの留め置きを禁止しているところもあるようなので、こちらも事前に確認が必要です。
宅配ボックスを利用
マンション内に宅配ボックスが設置されている場合は宅配ボックスを利用して受け取ることが可能です。
ただし、こちらもマンションによっては宅配ボックスを利用しての食材宅配の受取りを禁止しているところもあるため、事前に確認しておきましょう。
宅配ボックスが空いていない場合は管理人に聞いて、留め置き可能な場所に置いてもらうことが多いようです。
同じマンション内の利用者に空けてもらう
コープデリ・パルシステムなど大手の食材宅配の場合、同じマンション内に利用者がいることも多いです。
その場合自分が留守だったとしても、在宅している他の利用者の方にオートロックを解除してもらうことで、玄関先に留め置きをしてもらえます。
意外とこの方法で届けてもらっている方も多いそうです。
留め置きが利用できる主な食材宅配
留め置きは全ての食材宅配サービスが対応しているわけではありません。
予め留め置きを利用することを決めているのであれば、留め置きに対応している食材宅配サービスを利用するようにしましょう。
留め置きに対応しているのは以下のサービスです。
- コープデリ
- パルシステム
- ヨシケイ
また、配送によって留め置きかどうかが変わってくるサービスもあります。
- らでぃっしゅぼーや(自社配送のみ)
- 大地を守る会(自社配送のみ)
主に自社配送のみの場合に留め置きができるという仕組みになります。
できるだけ受取れる時間を指定しよう
一軒家であればともかく、オートロックマンションの集合住宅になると決まり事によって留め置きが利用できない場合も出てきます。
そのため、食材宅配を利用する場合はできるだけ受取れる曜日や時間を指定することをおすすめします。
たとえば食材宅配でも知名度の高いオイシックスは留め置きサービスに対応していません。
商品の鮮度を維持するために玄関前への留め置きサービスを行っておりません。お手数ですが、確実にお受け取りいただける時間帯をご指定ください。
引用元:オイシックス公式サイト
こうした理由から敢えて留め置きを行っていない場合もあります。
もちろん、留め置きをする場合は保冷材やドライアイスなどで鮮度が落ちないようにしてもらえますが、直接受取ることが本来は一番です。
特に食材の品質を重視する方は留め置きを前提に考えるのではなく、できるだけ受取れる時間を指定するようにしましょう!